2015年8月14日金曜日

第28回 下鴨納涼古本まつり リポート

『第28回 下鴨納涼古本まつり』リポート

 2015年8月13日、『第28回 下鴨納涼古本まつり』に行ってきました。
 生憎天気は愚図つきがちでしたが、私がいた2時間ほどは雨も止んで、太陽が顔を覗かせることもありました。
 会場は下鴨神社にある糺ノ森の馬場です。よくニュースで流鏑馬なんかをしているところだと思います。その馬場の両側に38もの古書店が、テントを張って出店していました。
 休憩のための長椅子があちこちに置かれていて、本探しの合間に腰掛けて休むこともできます。ゴミ箱も設置されていて、清潔な会場でした。
 かき氷やジュースを売る店もありました。
 これは、馬場の横を流れる「瀬見の小川」です。雨の所為か、小川に入って遊ぶ子供は、今年はいませんでした(世界遺産なので、勝手に入っちゃダメ)。

 この時期の京都は外国人観光客が多く、会場でも多くの方を見かけました。 あと、弁天町ORC200の時に見かけた銃のレプリカが、ここでも売られていました。流行っているのでしょうか? 買ってみようかな? でも3000円は気軽に買えない値段ですしねえ……(買っても使い道がないし。値札には「コスプレにもピッタリ」とか書いてましてが……)。

 今回の戦利品はこちら。
  雨が降る前に帰ろうと急いで回ったので少なめ。
 デニス・ホイートリー著の「黒魔団」(国書刊行会)は、「ドラキュラ叢書」の第一巻。この叢書は他にブラム・ストーカーの「ドラキュラの客」と、H・P・ラヴクラフト他の「ク・リトル・リトル神話集」を持っています。
「異形コレクション読本」は、「異形シリーズ」が好きなので。ああでも、ほとんど読めてないなあ……。お薦めは「グランドホテル」かな。
  J・M・ストラジンスキー著「デーモン・ナイト」(ハヤカワ文庫NV)は、「モダンホラー・セレクション」の1冊(いや、2冊かな?)。この「モダンホラー・セレクション」集めてます。
 SFはこの3冊。
 ジャック・ウィリアムスン著の「パンドラ効果」(ハヤカワ文庫SF)は、作者で選びました。ウィリアムスンの短篇集なんて初めて見たので、衝動買いしました。 
 ジョン・バーンズの「軌道通信」(ハヤカワ文庫SF)は、末弥純さんの絵で表紙買い。内容も面白そう。
 フランク・ハーバート著「鞭打たれる星」(創元推理文庫SF)は、山本弘さんのブログの記事にタイトルが書かれていたのを見て「この本、古本市でたまに見かけるなあ」と思っていたので買ってみました。なんか変なストーリーみたいです。

 今日は生憎の天気でしたが、古本市は16日の日曜日まで開催されているので、興味のある方は行かれてみてはいかがでしょう。四条河原町の交差点にある、市バスのH乗り場から4または205系統のバスに乗り、新葵橋か糺の森のバス停で降りれば、徒歩すぐです。運賃は230円。小銭を用意しましょう。あと、暑さ対策と、虫除けも忘れずに。

 いやあ、危うく今年は行くのを諦めなきゃならないところでした。休みが他には16日の最終日しかない上に、その日は法事があるので、行く時間がなかったんです(古本市は午前10時から午後5時30分まで。ただし、最終日は午後4時まで)。雨止んでくれてありがとう! 
 来年もまた行きたいなあ。



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