2016年5月2日月曜日

「第34回 春の古書大即売会」リポート

『第34回 春の古書大即売会』リポート

 2016年5月1日、京都の岡崎で開催されている「第34回 の古書大即売会」に行ってきました。




 天気は曇りでしたが屋内イベントなので問題なし。毎年この時期に弓道の大会があるらしく、道着姿で弓を持った人をよく見かけていましたが、今年は日程が違うのか、見かけませんでした。

会場はこんな感じ。

 


会場内は上図のようになっていて、かなり広いです。大量に買う人のために買い物カゴが用意されていて、手荷物一時預かり所や、宅配の受付もありました。
 ゴールデンウィーク中ということもあり、大勢の方が参加されていました。ただ気になったのは、並べられている本の上に本をひろげて、読みふけっているマナーの悪い人が目についたことです。一人本の上にカゴを載せている男がいて、流石にこれは無理矢理下ろさせました(わざとカゴの下にある本を取った)。いい年をした大人なんですからもう少しマナーってものを考えてほしいものです。 
 今回の戦利品。少ないのはお金の節約です。新しいPCを自作したいので、パーツ代を貯めているところなんです。

 ロアルド・ダール「あなたに似た人」(ハヤカワ・ミステリ文庫)は前回紹介した「廃墟にて」が良かったので購入。
 J・M・ストラジンスキー「デーモン・ナイト」(ハヤカワ文庫NV)は、ひょっとしたらダブったかも。以前買った記憶があるような……無いような……。部屋が散らかっていて、蔵書の確認が出来ない状態なんです。
 マイケル・マクダウエル「アムレット」(ハヤカワ文庫NV)は……あれ? これも持ってたような気が……あれ?(重症)
 気を取り直して、今回の一番の戦果。レイ・ラッセル「インキュバス」(ハヤカワ文庫NV)です。ずっと探していたのですが見つからず、ようやく今日手に入れられました。ラッセルという人は、知名度の割に翻訳が少ないそうです。モダンホラー・セレクションも、大分あつまってきました。

 今回会場では、九州の地震のためのチャリティーとして百均コーナーを設け、売上を全額寄付しているそうです。また、京都の古書店の場所を記した地図を一枚百円で販売して、これも寄付するそうです。今月5日まで開催されているので、行かれた方はぜひご協力ください。
 アクセスですが、私の場合は阪急電車の河原町駅で下車。6番出口から市バスのE停留所で46系統のバスに乗って「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」で下車しました。他にも行き方があるようですが、私はこれが一番分かりやすかったです。



 今の時期、京都は観光客で一杯なので、バスはかなり混みます。料金は大人230円なので、あらかじめ小銭を用意しておきましょう。 




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