『第13回四天王寺春の大古本祭り』 リポート
「第13回四天王寺春の大古本祭り」に行ってきました。
天気にも体調にも恵まれて、無事に古本漁りができました。四天王寺では、春と秋の二回古本市が開催されるのですが、秋のほうは台風のせいで一回も行った事がないんですよね……。
西大門前の広場が主な会場です。
沢山のテントに、大量の古本が所狭しと並べられています。日曜日ということもあり、結構人は多かったです。外国の方もちらほら見かけました(四天王寺を観光しに来た方たちでしょうか?)。
個人的な感想なんですが、例年より販売されている本の数が減っているような気がしました(気のせいかな?)。
こちらが今回の戦利品。
七冊と少なめなのは、予算の都合です……。総額は三千円ほど。
河出書房新社の世界探検全集が、三百円均一だったのは幸運でした。中央アジア物と、イブン・バットゥータの「三大陸周遊紀」の三冊をチョイスして購入しました。
ベースボール・マガジン社の「ゴビ砂漠探検紀」はロジェストベンスキーの著書。この人って、恐竜の化石探しにゴビ砂漠に行ってたんですね。知らなかった。あとこの本、「秘境探検双書」 てシリーズなんですね。何このワクワクしてくる名前。
SF・ホラーはこの三冊。
ジョン・ヴァーリイの「ティーターン」(創元推理文庫)は、前から欲しかったのになかなか手に入らなかった本。巡り会わせが悪かったのか。
ロバート・ブロック「切り裂きジャックはあなたの友」(ハヤカワ文庫NV)は、今回最大の収穫。前から欲しかったのもありますが、なんとこれ百円でした。欲しくても高価すぎて買うのを断念することもあるのですが(今回も、ゼナ・ヘンダースンのソノラマ海外シリーズのやつを諦めました)、これは幸運でした。今まで見つけたときは、高くて諦めてたんですよね。
福島正実・編「千億の世界」(講談社文庫)はアンソロジー。これは海外SF傑作選としてシリーズ化されているもので、見つけ次第買い集めてるものの一つです。
ここの所、仕事や天気、体調のせいで古本市に行けてなかったのですが、久々に堪能しました。収穫は少なかったですが、掘り出し物もあったので満足です。
次は来月、京都のみやこめっせで開催される春の古書大即売会ですか。屋内イベントなので、天気の心配が要らないのがなによりです。
体調を整えて参加したら、またリポートします。
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